マニアックなリアルタイムRT-PCRの世界へようこそ。
今回はリアルタイムPCRの立ち上がりのサイクルの算出法についてで、これにはThreshold法と2nd Derivative Maximum法があります。
1.Threshold法
Threshold法は、まず増幅曲線の指数関数的増幅の範囲に閾値のカットオフを引きます。
そしてそのカットオフと増幅曲線との交点をサイクル数として算出します。最もよく使われている方法です。
2.2nd Derivative Maximum法
2nd Derivative Maximum法は増幅曲線の二次導関数(2回微分した曲線)が最大となる位置をサイクル数とする方法です。
閾値の設定によりサイクル値が変動せず装置の検出誤差の影響を受けずにより精度の高い解析ができます。
2nd Derivative Maximum法が選択できない装置もあります。
マニアックな内容なので、一般の方はスルーしてもらって大丈夫です。
何がなんだかさっぱり分からんワン!
マニアックすぎてすんません・・・
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